新庄ハム 3カード連続勝ち越しで単独3位に浮上 上昇気流の「キーマン」「復帰待たれる男」
新庄監督の采配も注目を集める(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
日本ハムが再び状態を上げてきた。
7月17日の楽天戦(エスコン)に6-2で勝利。3カード連続勝ち越しを決めて単独3位に浮上した。
初回、球宴にプラスワン選出され、初出場が決まった水谷瞬が相手先発、古謝樹から先頭打者アーチを放つと、1点リードの3回には万波中正が左翼席中段へ飛び込む豪快な13号ソロで加点。8回一死満塁の好機にはアリエル・マルティネスが左翼線へ適時二塁打を放ち、2点を奪うなど、この回、4得点を奪い楽天を突き放した。
投げては先発の金村尚真が8回まで2安打1失点ピッチングと試合を作り、9回も続投。1点を奪われ、尚も二死満塁のピンチを招き、ここで田中正義にスイッチとなった。あと1アウトでプロ初の完投勝利だったが、目前で交代、自己最多の128球を投げ4勝目をマークした。
一方で6月は苦しんでいたチームが3カード連続勝ち越しと息を吹き返し始めた。
打線では助っ人のフランミル・レイエスの存在感が増している。16日の楽天戦(エスコン)では7回に一時逆転の8号3ランをマーク。直近5戦で3発と量産モードに突入している。
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