日ハム・ノンテンダーに波紋 放出された選手のかいま見えた「本音」とは

タグ: , 2021/11/19

 一方、衝撃の発表から数日が経過し、放出された選手側の「本音」も少しずつ見えてきている。大田と秋吉は18日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行った。今回の一件について大田は「何も話せることはない」と多くを語らず、秋吉も「驚いています。まずは他球団からのオファーを待ちたい」と話すにとどめた。

 このわずかなコメントからうかがえるのは「まず秋吉の『驚いています』という言葉。球団側はあくまで選手の権利を尊重し、プレー環境について協議したとしているが、実質上の年俸が高い選手たちへの一方的な首切り通告に近い形だったのではないか。ノンテンダーとすることで移籍の負担を減らすという形式を取ってますが、3選手とも今季の成績から見ても移籍はいばらの道にも感じる。日本ハム球団のドライな一面が浮き彫りになっています」(球界関係者)

 日本ハムの外野陣は今季、浅間、五十幡、万波ら若手が活躍。世代交代を進める中で、年俸が高いベテラン選手を体よく切りたい球団の思惑も透けて見える。

 今回のノンテンダーFAについては各球団とも成り行きを注視している。日本ハムでは過去にも実施されているが、そこまで注目は集めなかった。しかし今オフ、新庄BB、稲葉GMとフロント陣も一気に入れ替わり、対象選手もチームの中心選手だったことで大きな注目を集めている。選手、球団ともにウインウインの結果に終わればいいが、ネガティブな印象を残すようでは新庄ハムの船出にも影響を及ぼしそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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