日本ハムの19歳ドラ1・柴田獅子がMAX153キロの3回完全デビュー 解説の球団OB大絶賛「将来性もあるけど、完成度も高い」
本拠地ロッテ戦でプロ初登板初先発した日本ハム・柴田獅子(C)産経新聞社
日本ハムのドラフト1位ルーキー・柴田獅子(れお)が7月26日のロッテ戦(エスコン)で、1軍初登板初先発。後半戦の開幕投手を任された“二刀流”19歳は、最速153キロの直球を軸に、3回パーフェクト投球。衝撃の39球デビューを飾った。
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全く物おじせず、真っ向勝負を挑んだ。初回。ロッテの1番・藤原恭大に投じたプロ1球目は外角高めへの151キロ。力のないレフトフライに打ち取った。2番・寺地隆成、3番・安田尚憲は、それぞれ152キロで遊ゴロ。8球連続のストレート勝負で、本拠地のファンを沸かせた。
2回は変化球を解禁した一方で、軸は150キロ台の直球。4番・山本大斗から152キロでプロ初三振を奪うと、5番・西川史礁に対しては3球連続のストレートで押した後、138キロスライダーで空振り三振。初回に続き、三者凡退に斬ってとった。
3回も先頭の髙部瑛斗をスライダーで三振に仕留めるなど、3イニング連続の3人斬り。ベンチの新庄剛志監督も拍手を送った。4回から2番手のドリュー・バーヘイゲンにマウンドを譲った。
中継局の『BS10』で解説を務めた球団OBの糸井嘉男氏は、「将来性もあるけど、完成度も高い。今後の野球人生が楽しみ」」と手放しで絶賛。左打者からスライダーで2三振を奪ったことについては、「あそこ(膝元)に投げ切れるのがすごい」とうなった。






