【日本ハム】”大渋滞”の先発投手陣 開幕ローテ入り候補の半分が”落選”も吉兆と言われる理由とは
この中で、開幕ローテーション入りが確実視されているのは、開幕投手内定の伊藤、そして実績のある加藤と山﨑の3名。今季、日本ハムは開幕直後の1か月は5連戦が続く日程となっているため、実質開幕ローテーション枠は残り2枠だ。
さらに外国人投手のアピールも続く中、あまりの投手陣の充実ぶりには新庄監督も嬉しい悲鳴をあげている。ただ、このままでいくと現在アピールを続けている投手陣たちの多くが開幕ローテ入りからは漏れることになる。
すでに1軍ローテーションが2つ組めるともいわれるほど他球団垂涎の先発投手陣の充実ぶりとあって、今後どのように新庄監督が起用していくかも注目となる。いずれにせよ、駒が足りないという悩みとは無縁とあって、仮に調子が悪い投手がいた場合も我慢せずに思い切った起用ができそうだ。結果を残さなければすぐに下に落とされるとなれば、選手たちの危機感も高まり、チーム力の底上げにもつながる。
今季から指揮を執る稲葉篤紀2軍監督とのタッグも注目を集める。現役時代から盟友で知られ、新庄監督の考えを熟知している指揮官が2軍にいることで、1、2軍の選手の行き来もよりスムーズに運びそうだ。
貴重な戦力をいかに勝ち星に結び付けていくかは、指揮官の腕の見せ所となる。ぶ厚さを増した投手陣をストロングポイントとし、上位浮上なるか。開幕までの道のり、各選手の調整も注目となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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