新庄ハム 異例の「投手コーチ不在」が波紋 ささやかれる「ウイークポイント」とは
一方異例の体制となることで、危惧されている点もあるという。
「新庄監督が投手起用などについて今後は判断することになりそうだが、まず試合前を含め、投手陣とどこまでコミュニケーションが取れるのか。投手コーチは日々のコンディション含め、細かく見ていく必要がある。試合に入っても、ピンチのときのマウンド上での適切な声がけなど、継投のタイミング判断も含め、投手コーチが務める役割は多い。回またぎが増えたり、選手の負担になるような起用が続けば、まさに悪循環となる」(球界関係者)
シーズン中の異例の役割交代がチームにどういう影響を及ぼすのか、心配されている。
現在はリーグ2位の本塁打数(78本)と爆発力はありながら、チーム防御率3・48はリーグワースト。さらなる浮上のために投手陣の整備は急務となるだけに、新庄「兼任」監督の手腕に今後も注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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