中野友加里が語る、「シーズン中」より過酷な「オフシーズン」とは?
フィギュアスケーター女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
今月24日に公開された動画では、前回テーマ「フィギュアスケーターの年間スケジュール・シーズン編」に続き、「フィギュアスケーターの年間スケジュール・シーズンオフ編」を紹介。
「オフ」とは言えども、過酷な「オフシーズン」の過ごし方について語った。
オフシーズンこそ滑り込みが大事
フィギュアスケートの一般的な年間スケジュールは9月〜翌3月を、いわゆる「シーズン」とし、4月〜8月までが「オフシーズン」となる。
「オフ」と聞くと、シーズン中の過酷なスケジュールや重圧から解放され、リラックスできる期間を想像するが、中野さんによると、フィギュアスケーターのオフは、そうとはいかないという。
「実はオフシーズンの方が、気持ち的には休んでいるものの、練習量は積まないといけないんです。
シーズンに入ってしまうと、なるべく疲れを蓄積しないように、試合があると休みを入れるようにしないといけないため、4月〜8月に、氷上の練習も陸上の練習も均等にしっかり練習をしなくてはいけません。
シーズンインした際に体力面が持つように、休むことも大事ですが、とにかくプログラムを何回も滑り込んで音楽を何回もかけて練習することがオフシーズンは大事になってきます。」
シーズン中よりハードとも言えるオフ期間であるが、具体的に選手たちはどのような過ごし方をしているのだろうか。