頂上対決に水を差す 日本S異例の"指笛中断"が波紋 「炎上覚悟で言います」DeNA東が必死の訴え

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 一方で熱戦の裏で水を差す出来事もあった。

 3-1で迎えた6回1死一塁の場面。今宮健太を2球で追い込んだ後に登板中の東が原球審にクレームを投げかけた。

 左腕は原球審に向かって指先をスタンドの方に向けた後、その指を口元に持っていき、口笛のポーズをアピール。

 球場がざわめく中、試合も中断、ウグイス嬢が「試合進行の妨げとなる行為はご遠慮下さい」と1度アナウンスを行ったが、これでも東に対する観客の行為は終わらず。

 再度アナウンスで「お客様にお願い致します。投手が投げる間際の口笛はご遠慮ください」と異例の注意喚起が行われるシーンが中継にも映し出された。

 東は再開後に今宮にヒットを許すも後続を断ち切り、この回を無失点に切り抜けた。

 力投を終えた東は試合後に自身のSNSを更新。「炎上覚悟で言います。」と切り出しながら、「指笛の件なんですが、禁止されていないのでやってもらって構わないんですが、ただ投球モーションに入ったタイミングで指笛をやるのはやめてください。という話です」と訴えた。

 この東のメッセージにはファンの間からも「配慮ある応援を心がけたい」「投球動作に入ったら、避けるのは当然」「人生をかけて投げているんですから、当然です」と支持する声が続々と集まっている。 

 150キロ超の球を投げるプロの投手においては日々微調整しながら、コンディションを整えている。力を入れるタイミングがずれるだけでも制球を乱したり、故障につながりかねないとあって、異例のメッセージにつながったようだ。

 試合後のソフトバンク・小久保裕紀監督はこの指笛中断に関して「よくわからないですね」とコメントしたことも報じられたが、思わぬ遺恨にもつながりかねないワンシーン。

 1勝2敗とし、DeNAがここから巻返すか。今後の戦いの行方も注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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