改善の兆しが見えぬ選手村の食事事情 米体操16歳も不満を吐露「ここで食べているものは最高じゃない」【パリ五輪】
パリ五輪の選手村で提供される食事に率直な意見を口にした米体操選手たち。(C)Getty Images
改善が公言されてからも苦情が止まる気配はない。目下開催中のパリ五輪で多くのアスリートたちに提供されている選手村の食事だ。
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「控えめに言っても食事のレベルは最悪だ」
とは、ホッケー男子ドイツ代表のクリストファー・リュールの言葉だ。この強い苛立ちを露わにする証言が物語るように、選手村の食事事情に対する反響は芳しくない。
選手村の環境については食事が無事に提供されるかどうかの懸念は開幕前からあった。そうした中で入村が相次ぐと、やはり問題が噴出。他でもないアスリートたちから食事の質や量などあらゆる苦情が相次いでいる。
関係各所の準備不足は否めない。1日平均で約4万食を提供すると宣言していた調理運営担当の『Sodexo Live!』社も「選手やスタッフからのフィードバックを非常に真剣に受け止めている」と謝罪する異例の事態だ。
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