「それじゃ絶対に成功しないぞ」――巨人グリフィンがメジャー復帰願望を告白 入団当初に受けた“助っ人の心得”とは?

タグ: , , , 2025/10/30

巨人で先発ローテの軸となったグリフィン(C)Getty Images

 日本で異彩を放った助っ人左腕のメジャー復帰が確実視されている。去る10月19日(現地時間)、ニューヨークに拠点を置く大手紙『New York Post』の名物記者であるジョン・ヘイマン氏は、自身のXで「フォスター・グリフィンが読売ジャイアンツでの3シーズンにわたる圧倒的な活躍を見せた後に、MLB復帰を果たす」と発信した。

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 日本での経験は、人生においても生きている。いわゆる“逆輸入”でのMLB復帰を目指しているグリフィンは、現地時間10月27日に米メディア『Fan Sided』のインタビューで「先発投手としてのやり方を学んだ」と告白。「キャリアの最初の頃は、投球のやり方ってものを本当の意味で理解していなかった。でも、(日本で)打線を何度も切り抜けるには、もっと多くの投球バリエーションが必要だと感じたので、変化球を増やしました。それからスカウティングレポートの使い方を学んだ」という。

 現在30歳のグリフィンはブルージェイズを自由契約となった23年オフに巨人へ加入。1年目に20試合の先発登板で6勝(5敗)、防御率2.75を記録すると、同年オフに推定2億円の2年契約を締結。ローテーションの一角を担う活躍を見せてきた。

 無論、日本球界はグラウンド上の“変化”だけで生き残れるほど甘くはない。グリフィンは、巨人に入団した当初に、ゼラス・ウィーラー打撃コーチから受けた「助言」を明かしている。

「読売にやってきた時、ウィーラーが良いことを言ってくれたんだ。『もしも君が日本に来て、ただ圧倒するだけだと考え、数年プレーしてMLBに戻れるだろうと思っているなら、それじゃ絶対に成功しないぞ』ってね。私はその言葉を心に刻んだんだ。日本では、ただ誠実に、ひたすら努力を重ねるだけだと思い続けた。もしここでキャリアが終わるなら、それでいいとすら考えていた」

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