史上初の「50-50」に迫る大谷翔平はMVPにあらず!? 米名将が否定的意見を提唱「DHが4打数無安打では勝てない」
米球界に名を刻む智将も意見する。米誌『Sports Illustrated』の取材に応じた昨年までメッツを率いた前監督のバック・ショーウォルター氏は、メッツの遊撃手フランシスコ・リンドーアを推挙。「MVPは彼(リンドーア)に決まりだ。私なら彼を押す」と断言した。
メッツで直接指導し、リンドーアの類まれなる才覚を熟知するショーウォルター氏は、強烈な持論も続けている。
「私は彼がクラブハウスの中で何をしているかも知っているし、彼には責任感だってある。遊撃手としてプレーに集中し、チームメートをよりよくするんだ。たとえば、リンドーアは4打数無安打でも試合に勝たせられる。だが、あのDH(大谷)が4打数無安打ではチームは勝つことができない」
議論は尽きないMVP論争は、果たしていかなる結末を見るだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平の迫る50-50は「投手に戻ったらできない」 往年の大投手が語った金字塔の凄み「本当に歴史的なシーズンだ」
【関連記事】大谷翔平の50-50到達に高まる期待 元MLB戦士が明かした米球界関係者との“裏話”「冗談のつもりで『投げなかったらできる』って」
【関連記事】やはり“守備免除”では評価されない? 米メディアが大谷翔平よりもメッツ遊撃手を推す理由「守備の価値は評価すべきだ」
1 2