東京Dでの開幕シリーズ出場に「意欲的だった」 米メディアが報じたフリーマン“全休”の舞台裏「危険に晒すには早すぎる」
同メディアの取材に応じたロバーツ監督は「彼はいつものように一生懸命に出場できると働きかけてきた」と強調。「彼は毎日プレーをしたがっている。あの日も日本でプレーをする準備はしていたが、最終的には私とトレーニングスタッフに譲歩した。我々は彼を危険に晒すには早すぎると判断した」と告白した。昨年に肋骨骨折を負いながらポストシーズンを戦い抜いたベテランは無理を厭わない。それだけに首脳陣としてコンディションを最優先に考慮しての決断だった。
そうした配慮もあって、すでに回復の兆しは見えている。「ロサンゼルスでの再検査を受ける前に悪化させる必要はなかった」と指摘した同メディアによれば、フリーマンは現地時間3月27日に行われるタイガースとの本拠地開幕戦に照準を合わせており、本格復帰に向けたプロセスを順調に進めているという。
惜しくも日本では本領を発揮しきれなかったフリーマン。ただ、時期的にも無理は禁物。本人のはやる気持ちを抑えたドジャース首脳陣の判断は見事だった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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