衰え知らずのフリーマンは「掘り出し物」 36歳での38億円超え年俸は“安すぎる”の声「最高の打者なのに、最高年俸に遠く及ばない」
安定感抜群の活躍を続けるフリーマン。(C)Getty Images
ドジャースの主砲フレディ・フリーマンは36歳にして意気軒高。むしろ打撃技術は洗練され、存在感は強まっている。
不断の努力の賜物か。今季も“銀河系軍団”におけるフリーマンの存在価値は高まっている。今シーズンは自宅の浴室で足を滑らせ、古傷の右足首を痛めた影響で一時負傷者リスト(IL)入りし、出遅れた感は否めなかったが、戦線復帰後は絶好調。現地時間5月22日時点で、39試合に出場して打率.368でナ・リーグ首位打者をキープし、OPS1.087のハイアベレージをキープしている。
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衰え知らずのベテランだけに、現行契約が“安すぎる”のではないかという声も上がっている。フリーマンは22年オフに6年総額1億6200万ドル(約186億円=当時のレート)の大型契約を締結しているが、球界OBからは再評価の意見が飛んだ。
かつてレッズなどで活躍し、ヤンキースの打撃コーチも務めたショーン・ケーシー氏は、自身のYouTubeチャンネル『The Mayor’s Office with Sean Casey』でフリーマンについて言及。「彼は年齢を重ねるごとに良くなっている。世界でも屈指のハンドリング能力だって持っているのに、彼についてはあまり多くを語られていないと思う」とし、ともすれば“過小評価”されてもいる名手の価値を熱弁した。
「野球界で一番の掘り出し物? それはフリーマンの契約だ。彼の年俸を見てごらんよ。全然違うよ。最高のバッターの一人なのに、最高の選手の年俸に遠く及ばない。彼は自分自身を低く見積もったんだ」






