「あからさまで酷い」敬意欠く行動散見? ドイツ紙が仏ファンの“応援マナー”に苦言「スポーツマンシップはどこに」【パリ五輪】
さらに柔道会場でフランスの選手がいない時の異様な静けさにもクローズアップし、「イライラするほど静かだった」と綴った同紙は、「地元の観客は、自国選手団の成功に対する高揚感のあまり、他国の選手の存在を忘れてしまうことが多いようだ」と指摘。こうも論じている。
「フランスのファンは、初めてチャンピオンになったドイツの選手たちを無視するのか?その態度はあからさまで酷いものだった」
「3×3でフランスはオランダに敗れ、自国のチームが、表彰台の中央に立つことができなかった。それでもファンは表彰式でフランス国歌を歌っていた。面白いと思ったのだろう。ただ、それは本当に面白いのか? 高揚感のあまり、スポーツマンシップがどこかに飛んで行ってしまったのではないか」
おそらくフランスのファンは、“お祭りムード”に押されているのだろう。しかし、あまりに他国への敬意に欠いた行動は、疑問を抱かせるものだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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