WS制覇直後のトレードは「悲しかった」 元ド軍戦士が漏らした放出への本音「正直に言って、そうなると思ってなかった」
「最初は悲しかったよ。だって、俺たちはワールドシリーズで優勝したばかりだったからね。言うまでもなく、その余韻が残っている時期だった。もちろん何が起こるかは分からない業界だけど……、正直に言ってそうなるとは思ってなかった。だから、すごく悲しくはあった」
突き付けられたトレード放出に打ちひしがれたのには、ドジャースを心底愛していたからでもあった。ベッツに「俺たちは特別だったよな」と問われたラックスは、「そうだ。俺たちは膨大な時間を一緒に過ごした。野球以外の時間も苦楽を共にした。それが他のチームとの違いを生んだと思っている」と振り返っている。
それでもラックスはすぐに現実を受け止めたという。「状況はいつでも変わる。レッズに行けば、また違った役割を任せられると考えるようにした。そうしたらワクワクもしたんだ」とメンタル面の変化も明かしている。
今でも「ドジャースを愛している。あの仲間たちがいなきゃ、正直なところレッズを好きにはなれなかった」と語るラックス。チームや立場は変わっても古巣愛は健在なようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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