仙台大・佐藤幻瑛のペンシルベニア州立大編入に米メディアも熱視線 27年夏MLBドラフト指名対象でメジャー最短ルートの開拓か

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 ペンシルベニア州立大のマイク・ギャンビーノ監督は、取材への声明でこう答えた。

「ゲンエイサイドが米大学球界への道を探っていた時、我々のスタッフがつてを通じてレポートや動画を入手した。紛れもないプラチナ・アームだった」

 当時の衝撃を指揮官が振り返る。「彼は日本球界でも屈指の存在で、NPBドラフトの1位候補であるし、MLBドラフトでも上位指名候補になり得る」と高い評価を口にした。

 佐藤の仙台大での通算防御率2.22、また奪三振率11という高いスタッツも紹介。今夏の日米大学野球選手権では救援で日本の3連覇に貢献し、4回1/3で6三振を奪ったことにも触れた。

 来年のドラフト全米1位候補で、米国代表として今夏に来日したロッチ・チョロウスキー内野手(カリフォルニア大ロサンゼルス校)の『Baseball America』誌へのコメントも紹介した。

「彼は本物だよ。97~99マイル(約156~159キロ)の球速を投げ、スプリッターも92マイル(約148キロ)。直球に伸びがあり、スプリッターには強さと落差がある」。実際に対戦し、三振を喫したスーパープロスペクトも賛辞を惜しまなかった。

 まだ1年半という時間は必要だが、来秋にNPBのドラフト指名を待って、そこから数年かけてポスティングシステムで移籍、という遠回りを考えれば、MLBへの最短ルートに映る今回の挑戦。花巻東高(岩手)からスタンフォード大へ進んだ佐々木麟太郎らトップアマチュア選手はいるが、新たに「編入」というルートが発掘されれば、また注目を集めるのは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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