仙台大・佐藤幻瑛のペンシルベニア州立大編入に米メディアも熱視線 27年夏MLBドラフト指名対象でメジャー最短ルートの開拓か
仙台大からペンシルベニア州立大への編入が決まった佐藤幻瑛(C)産経新聞社
ダイヤの原石の動きを米メディアは見逃さなかった。米『CBS SPORTS』は現地時間12月22日、ペンシルベニア州立大が、現在仙台大3年の佐藤幻瑛(げんえい)投手が編入することを発表したと伝えた。
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「NPBドラフト1位候補のゲンエイ・サトウがペンシルベニア州立大に編入。このことが彼の将来のMLBキャリアに意味することとは。サトウはもうポスティングシステムを利用する必要がない」
そう見出しを立てて、佐藤の動きを解説した。通常、日本のアマチュア選手がNPB球団を経てMLBに挑戦する場合、最低でも9シーズン(1軍登録日数で9年)はプレーして海外フリーエージェント(FA)権を得るか、それ以前であるならポスティングシステムを利用する必要がある。
「サトウは2026年9月にニッタニー・ライオンズ(ペンシルベニア州立大野球部のチーム名)に加わる見込み。その翌2027年夏にはMLBドラフトの指名候補選手になる」
MLBドラフトの指名対象選手で大学生は、3年以上在学している選手か、21歳以上の選手となっている。現在すでに21歳の佐藤は、2027年7月開催予定のドラフトでMLB球団から指名を得ることが可能というわけだ。
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