「もう90分に心は動かない」元スペイン代表ピケがサッカー界の“オワコン化”を指摘「変化は訪れる。訪れないといけない」

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サッカー界へ「変化」を提言したピケ氏。(C)Getty Images

 サッカー界の酸いも甘いも知るOBからの提言が話題となっている。

 発端となったのは、現地時間3月17日に英紙『The Times』のインタビューで、元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏が語った「現代サッカーの在り方」だ。

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 ピケ氏は現役時代にバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドといった名門に在籍。9度のラ・リーガ制覇や4度のチャンピオンズリーグ戴冠を経験したほか、スペイン代表としてもワールドカップ優勝や2度のEURO制覇に貢献。サッカー界では、まさにビッグスターと言える存在だ。

 引退後の22年に元プロサッカー選手やインフルエンサーたちが参加する前後半20分の7人制サッカーイベント『キングスリーグ』の運営を開始したピケ氏。ちなみに同イベントは、とりわけ若い世代を惹きつけて大きな成功をつかんでいる。

 そんなビジネスマンとしても才覚を発揮する37歳は、サッカーが若い世代にとって、「魅力を感じないスポーツ」であるとキッパリと訴えている。

「僕らがキングスリーグをスタートさせた理由の一つを話そうか。サッカーを観戦していた自分の子どもたちでさえ、10分もすれば、モバイルやタブレットを使って違うものを見始めてしまうんだ。サッカーは今、Netflix、Amazon、YouTube、TikTokといったあらゆるコンテンツ競い合っている。でも、一人ひとりがそういったものを見られる時間は限られているんだよ。もうフットボールの90分間には、人々の心はそこまで動かされないんだ」

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