「浮き沈みが激しくケガも多かった」大谷翔平を諦めて獲得した大砲の“復活”に地元メディアの評価は変化「快進撃を続けている」

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復活を遂げたスタントンはリーグ優勝決定SでもMVPに輝いた(C)Getty Images

 ワールドシリーズはドジャースとヤンキースの東西名門対決が実現する。ヤンキースは両リーグ最多58本塁打を放ったアーロン・ジャッジの他にもファン・ソトや、ジャンカルロ・スタントンらで強力打線を形成しているのが特長だ。

【動画】打った瞬間!リーグ優勝決定シリーズMVPのスタントンが一発

 スタントンは、ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズで4本塁打を放ち、シリーズMVPに輝いたが、ヤンキースの地元紙「New York Post」のジョエル・シャーマン記者は、そんな34歳の大砲が今季復活を遂げたことを紹介する記事を掲載した。

 ヤンキースは2017年にア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦でアストロズに敗れたあと「オフシーズンの計画をショウヘイ・オオタニの獲得を中心に立てていた」とした。そして「オオタニがヤンキースを拒絶すると、彼らはすぐに方向転換した」と回顧。スターリン・カストロとマイナー2選手とのトレードでマーリンズからスタントンを獲得したと振り返った。

 当時の構想は「ジャッジとスタントンを中心にツインタワーを形成して優勝することだった」としたが、「スタントンにとってレギュラーシーズンは浮き沈みが激しくケガも多かった」と伝えている。

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