巨人激震 球団史上初 同一監督による2年連続Bクラスの屈辱 背景にある「2つの天敵」
苦しいシーズンとなった原監督(C)Getty Images
巨人が「終戦」を迎えた。
9月29日に行われた阪神戦(横浜)に3位・DeNAが5-3で勝利したため、2年連続の4位が確定した。
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球団史上初めて同一監督による2年連続Bクラスの屈辱となり、ここまで巨人軍監督としては歴代最多となる勝ち星を積み上げてきた原辰徳監督の去就にもにわかに注目が集まり始めた。
またV奪回を目指し、戦ってきたチームの「誤算」はどこにあったのか。
一つには特定のチームにやられ続けたこともある。今季優勝を果たした阪神には球団史上ワーストとなるシーズン18敗(6勝1分け)を喫するなどまったく歯が立たなかった。特に8月8日からの本拠地東京ドームでの3連敗、9月12日からの甲子園での3連敗と大事な位置づけの試合でスイープを食らうなど、チーム力の差を見せつけられた。
現在2位争いを行っている広島には〝天敵〟も現れた。プロ2年目の末包昇大には23日に行われた広島戦(東京ドーム)でも2打席連続本塁打を許すなど、勢いを止められず。末包はシーズン10本塁打の内、6本を巨人戦でマークするなどすっかり巨人キラーとして知られることとなった。
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