就任1年目でリーグ優勝の巨人・阿部慎之助監督 高木豊氏が指摘した「優勝へ近づけた」一手とは
そんな坂本を翌日の重要な場面で起用したことについて「坂本と心中ではなく、坂本と勝負だった」と考察。阿部監督の背中を押す采配と坂本の危機感が決勝打を生み、「優勝へ近づけた」一打だったと評価した。
また、高木氏は阪神の岡田彰布監督と直接会話したことを明かした。岡田監督は首位攻防2連戦を振り返り、「あの2試合目(23日)を落としたことが全て」と語ったという。さらに「今回の優勝を逃した最大の原因」と話したことを伝え、今季を占う重要な一戦だったとした。
就任1年目で優勝を掴んだ阿部監督。10月16日からは本拠地・東京ドームでCSファイナルステージが始まる。日本一達成に向け、どのような采配をみせてくれるのか注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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