阿部巨人 今季最長5連敗で4位転落 貧打にあえぐ中、チームを悩ます「初物恐怖症」「1、2番問題」
巨人打線は初対戦となったハワードに散発4安打と苦しんだ(C)産経新聞社
巨人が勝てない。
6日の楽天戦(東京ドーム)に0-2の完封負け。今季最長5連敗でリーグ4位に転落した。
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初対戦となった来日1年目のスペンサー・ハワードに対し、散発4安打とチャンスらしいチャンスも作れず、完敗。
先発の赤星優志も打線の援護がない中、粘り強く投げていたが、5回に相手4番の浅村栄斗に一発を浴びるなど失点を許した。
これで交流戦に入って未だ勝ち星なし、また球団においては長嶋茂雄終身名誉監督が3日に89歳で死去した。弔い星を一日も早く届けたいところではあるが、苦しい戦いが続いている。
何といっても、交流戦がスタートして3試合で3点以上を奪えないという貧打がクローズアップされている。
特にこの試合では初対戦となるハワードに対し、初球を打ち上げるなど、相手を助けるシーンも目立った。身長190センチと高身長から角度ある直球と変化球のコンビネーションも良く、攻略は難しかったとも言えるが、チームの課題である「初物恐怖症」がここでも露呈。データが少ないだけに、追い込まれる前に勝負と考えたかもしれないが、淡泊な打席が多く、結果として7回4安打6奪三振無失点で相手助っ人に2勝目を献上する形となった。
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