現在リーグ2位、上り調子の阿部巨人を悩ます「5番問題」 注目される"最適解"の行方
またファームで注目の存在としては大城卓三もいる。
今季1軍では23試合に出場、打率.149、2本塁打にとどまり、24日に抹消されていた。
その大城は28日のイースタン・ロッテ戦に「5番・捕手」で先発出場。1発を含む、3打数2安打3打点と大暴れした。
第1打席で適時二塁打を放つと、3回無死一塁で回ってきた第2打席はロッテ先発・中村亮太の直球を振り抜き、右中間フェンスを越える豪快な2号2ランを放った。ダイヤモンドを1周、ベンチの祝福に笑顔もこぼれた。
元々打撃の良さで知られるベテラン捕手も今季はここまで打撃低迷に苦しんでいる。
ただ昨年も5月8日に不振が原因のファーム落ちの時期があり、交流戦明けに5番に定着してからチームの得点力アップに大きな力となった経緯もあり、首脳陣の判断が注目される。
主砲の岡本和真の長期離脱がわかった際には、危機感が走ったチームも持ち直してきた。リーグ連覇、日本一に向けても大事なピースとなる「5番打者」の役割は誰が担うのか。今後の戦いぶりも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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