原巨人 泥沼6連敗!最下位間近でささやかれる「ちぐはぐ采配」の功罪とは
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巨人は21日の阪神戦(東京ドーム)に1ー6と敗れ、今季ワーストとなる「6連敗」、ワーストタイの「借金7」、リーグ最速「60敗」と負の連鎖が止まらない。
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屈辱の最下位転落が迫ってきた。先発はシューメーカー。連敗ストッパーの役割が期待されたが、初回に自らのけん制悪送球で悪い流れを作ると、満塁から佐藤輝に適時打を許すなど失点。結局5回途中3失点KO。序盤から阪神打線に効果的に点を奪われると、今の巨人打線に追いつく力はなかった。
この日の得点は7回に岡本和が放った24号ソロのみ。しかし点を取った直後の8回に再び2点を奪われると詰めかけた巨人ファンのストレスは最高潮に達した。
打てず守れず。打線の状態も深刻だ。3連戦で奪った得点は2得点のみ。6連敗中は計9得点と貧打にあえぐ。
原監督は「こういう結果になるということは何か原因はある」と頭を悩ませているが、この3連戦で注目を集めたのは20日に行われた2戦目の采配にもあった。
先発オーダーから坂本、大城、ポランコを外して、若林、喜多、ウィーラーを並べた。つながらない打線を何とか動かそうと模索した結果だったが、この日がプロ初スタメンとなった2年目の喜多の起用に関してはこんな声もある。
「堀田、喜多の若きバッテリーの行方が注目されましたが、結果として堀田は3回3失点KOとなりました。捕手を大城から替えたのは、前日に指揮官が指摘した配球の問題もあったのかもしれないが、残り試合が少なくなってきた今、勝利を優先させるのか、はたまた育成を目的としているのか、はっきりしない起用にも映りました」(球界関係者)