「本当は魔の8回だけじゃない」失点重ねる巨人救援陣に球団大物OBが苦言!リリーフスペシャリストの不在を指摘
また江川氏は、生活をともにするほどに人間としての性格を把握しないと、重圧のかかる場面を任されるリリーフ投手の能力はわからないと前置きしながら、リリーフの役割は連日マウンドに登ることで、「必ず肩に張りが生じる」とコンディションに言及。続けて。リリーフ投手のスペシャリストであれば、肩の状態に応じたボールの使い分けができるが「現在の巨人の救援陣にはそれができないんじゃないか」と分析している。
他にも「セットアッパー、クローザーを任せるためにはキャンプから伝えられている場合が多い。キャンプは身体を作るとともに『心』も作る場所」として、役割と向き合う心構えが重要であるとも話している。
連日、目まぐるしく終盤の顔触れが変わる巨人救援陣。江川氏の語るように7、8回という緊迫の場面を託すことができるスペシャリストは、現れるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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