原巨人 「若手積極起用」でいよいよはじき出される「あの選手たち」とは
山が動くか。巨人は21日、都内のホテルでスタッフ会議を開き、今季は積極的な若手起用を行う方針を確認した。
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会議に出席した原辰徳監督(63)は「今年のチームは、やっぱり若い力をいかに発掘し、そしてレギュラーとして戦わせることができるかがテーマ。もちろん昨年(チームを)引っ張った選手たちがいますけれど、力が五分であるならば、実績がない若い選手を思い切って使おう、という意思は伝えてあります」と若手積極起用の方針に切り替えることを明言。
これはフロントからの「厳命」でもある。同会議に出席した山口寿一オーナーは戦力の底上げに関して現在のコロナ禍で新入団選手の入国が不透明になっていることからも「現状チームの補強というのは若手の底上げにかかっているという情勢にある」とコメント。今季から3年契約を結んだ原監督においても「原監督にお願いしたのは、まさに勝ちながら育てるということですね」と「勝利」と「育成」という難しい2つの柱を両立させることを求めた。
方針に呼応するようにこの日、明らかになったキャンプ1軍メンバーにはフレッシュな顔ぶれが並んだ。野手では2年目の秋広、坂本の後継として期待される中山、ドラフト5位で走攻守そろった外野手の岡田(法大)、投手陣ではこれまで1軍経験のない堀田、山崎伊の両右腕も名を連ねた。