「いいものはあるのに開花しない」迫る現役ドラフトに向け巨人ドラ1、6年目右腕を球界OBが考察「巨人に同じようなタイプがけっこう多い」
巨人も昨年の現役ドラフトで獲得した田中瑛斗が大きく飛躍した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今年も現役ドラフトの開催が迫ってきた。
12月9日に第4回が開催。出場機会に恵まれない選手たちの好循環、球界内の活性化を目指して行われる同制度ではこれまでも細川成也(DeNA→中日)、大竹耕太郎(ソフトバンク→阪神)、水谷瞬(ソフトバンク→日本ハム)など多くの選手が新天地で活躍しているとあって、すでに野球ファンの間でも定着している。
【現役ドラフト候補】巨人は”芽が出ない右腕にチャンスを!”高木豊が考える現役ドラフト候補選手について語る!【巨人】【楽天】【西武】
今回の現役ドラフトには果たしてどんな選手が各球団から出てくるか、球界内からも考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は11月28日に自身のYouTubeチャンネルに「【現役ドラフト候補】巨人は“芽が出ない右腕にチャンスを!”高木豊が考える現役ドラフト候補選手について語る!【巨人】【楽天】【西武】」と題した動画を更新。3球団の現役ドラフト候補選手に関して独自の考察を加えている。
まず高木氏は同制度について、現役ドラフト組の中日、細川が今年の契約更改で1億円超えを達成したことが報じられるなど、新天地で輝いている選手が多く出ていることに「希望が出るというか」、選手間にもポジティブなイメージが拡がっていると指摘。
動画内では3球団の現役ドラフト候補に触れている。
まず巨人では堀田賢慎に注目。2019年ドラフト1位入団。トミー・ジョン手術を受け、潜在能力の高さも認められる右腕は、これまでもすでに独り立ちを果たした山崎伊織とともに、巨人先発陣を支える逸材と期待を集めてきた。
ただ今季は開幕1軍スタートを果たすも定着せず。8試合に出場(内先発3試合)、0勝1敗、防御率5.24。





