原巨人 「1番構想」不発のほかにも続々出てくる「不安材料」とは
中継ぎ陣にも不安はある。12日のオリックス戦では守護神ビエイラが3分の2を投げ4失点と炎上、中継ぎ陣の柱を務めた鍵谷、中川は離脱中だ。2022年度版「勝利の方程式」が見えてこない。守護神ビエイラの乱調に関して桑田投手チーフコーチは「勝負の世界ですから。ダメならダメで他がいるわけですから、しっかり調整してほしい」と話しているが、昨季56試合に登板して、0勝3敗19セーブ、防御率2・93の安定した成績を残した守護神の代わりを見つけるのは容易ではないだろう。
気が付けば、巨人は今春キャンプ前に打ち出した「若手の積極起用」「1番候補の固定」「骨太の投手陣」といったチーム構想に関して、ここまで成果を示せていない。開幕まで残り10日、V奪回を目指すチームがどこまで整備できるか、引き続き注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
巨人・小林誠司合流は苦肉の策?背景にある「あの消去的理由」とは
新庄監督「おまえ誰やねん打線」が効果抜群!他球団が戦々恐々の理由とは
DeNA・大田 ノンテンダー問題と「決別宣言」 葛藤の末にたどり着いた「本音」とは
1 2