最下位巨人で注目集める「配置転換」 コーチ陣にも起爆剤が求められる理由
様々な策を打っている原監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
開幕15試合を経過し早くも10敗と単独最下位となっている巨人で、コーチ陣の「配置転換」が注目を集めている。
16日の中日戦(バンテリンドーム)から三塁コーチが亀井打撃コーチから川相総合コーチに変更となった。この配置転換により、これまで打撃に関しては野手陣に大久保打撃チーフコーチが指示を出していたが、亀井コーチも加わることになった。
【動画】打線では現役ドラフトで加入したオコエ瑠偉がすでに2号をマークと好調を維持している
開幕直後のコーチ陣の配置転換の背景にはチームの不振が色濃く影響している。安打こそ出るものの、なかなかつながらない打線。特にレギュラー陣の丸佳浩、吉川尚輝、坂本勇人などの調子が安定しないとあって、打線を組むことに苦労している現状がある。適時打不足となっている現状に、大久保コーチも頭を悩ませており、柔軟な発想を求めるためにも担当コーチを増やしたという側面もうかがえる。
一方、これでも状況が打破できないとなると、「次の一手」も予想されそうだ。過去には一軍打撃陣が不振に陥ったことで一軍とファームのコーチ陣の入れ替えを行ったこともあった。
1 2