ホームラン頼みの巨人打線は脅威ではない?球界OBが”勝ちきれない試合”の増加を不安視

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 その予兆が見えた試合として7月13日の広島戦をあげる。延長までもつれ、11回表に一挙5点をとって広島が勝ち切った試合だったが、「その試合でもチャンスはいくらでもあった。でもその1本が出ない」とコメント。その試合で巨人は再三チャンスをものにできず、同点で迎えた9回裏では守護神の矢崎拓也を攻め立て、1アウト満塁の一打サヨナラのシチュエーションを作るが、秋広優人中山礼都がともに凡退して勝ちを逃してしまった。

 高木氏は「いいピッチャーにハマった時に、得点力がガクンと落ちた時に、そんなにいかないかな」と投手戦にもつれた際は巨人に分が悪くなると語った。巨人は12球団トップの95本塁打を放っているが、得点数はリーグ3位と少々物足りない。前半戦はホームラン頼みで得点を重ねてきたが、後半戦では点の取り方の幅を広げられるかが鍵になってくる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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