原巨人 自力CS進出消滅 痛すぎる完封負けの裏にある「敗因」

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 チーム打率(・253)、本塁打数(163本=いずれも25日現在)ともリーグトップの成績を残しながら、勝ち星に結びつかないのは、ここぞというときの粘り、つなぎのバッティングがなかなか発揮できないことにもあるとされる。

 優勝した阪神はチーム方針として四球増を打ち出し、4番の大山悠輔はリーグトップの「95四球」(25日現在)を選んでいる。「つなぎの4番」が機能したこともチームの大きな勝因とされた。

 一方の巨人は24日の試合の坂本の2発など一発攻勢で勝ちきるときは強さを発揮するが、好投手が来たときにホームラン以外で得点を奪う方法がなかなか確立できなかったことも響いた。昨年から「一発頼みではない打線」を摸索してきたが、この日は4安打13三振で今季14度目の完封負けとシーズンの苦境を象徴するかのような内容となってしまった。

 残り5試合、自力CS進出の可能性は消滅したが、DeNAとの直接対決は26日の試合含め2試合残す。このまま終わってしまうようでは寂しすぎる。とにかく勝つしかない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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