阿部巨人に優勝をもたらした「3捕手併用」 守備力を重視した指揮官の眼力
「一方、エースの戸郷翔征は大城を“指名”するなど、3捕手がそれぞれの持ち味を発揮。『適材適所』でチームを活性化した点は、捕手を知り尽くした阿部監督の面目躍如と言ったところでしょう」(前述のデスク)
何となく固定化されていた役割を、競争により活性化させていく。その手法は組織論としても応用できそうです。
どんな組織にも光と影がある。スポットライトを浴びる選手がいる一方、「俺もこのままじゃ終われるか」とチャンスを待つ選手もいる。
そんな控え選手に活躍の舞台を与え、チームを「勝たせた」阿部監督のマネジメントに、称賛が集まるのは自然なことと言えるでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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