原巨人の「1番問題」 固定できない理由には「あの大物OB」の存在も?
巨人は懸案の「1番問題」でこの日も迷走を繰り広げた。20日の楽天戦(東京ドーム)に1―2と敗れ、ヤクルトと並んでオープン戦最下位タイとなった。
ブレーキとなったのはこの日、「1番・二塁」で先発出場した吉川。3打数無安打と結果を残せなかったことに加え、指揮官が厳しい目を向けたのは5回無死一、二塁の場面だった。ここで打席が回ってきた吉川は犠打を失敗。原監督は「やっぱりあそこのバントの場面だよね。(吉川)尚輝はやっぱりうちの一番のリードオフマン的な部分からいくならば、しっかり決めてほしいところですね」と、苦言を呈した。
ここまで「1番」をめぐっては、丸、坂本、立岡、湯浅、吉川、松原、ルーキーの岡田などが起用されてきたが、未だ、決まった形は見えてきていない。
一方、この日も7安打を放ちながら、わずか1得点と得点力を欠いたのは、1番が出塁できないことも大きく影響している。
巨人の1番打者については野球評論家の高木豊氏が行っているYouTubeチャンネル「高木豊チャンネル」の17日までに更新された動画の中で、「丸がいいと思う」と発言。長打があることと選球眼の良さを理由に1番に推す場面もあった。
1 2