元レッドソックスの沢村を巨人が「獲得に乗り出さない理由」とは
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レッドソックスを自由契約となった沢村拓一投手(34)が15日、今季のプレーを終了することを自身のインスタグラムで報告した。
その中では共に過ごしたチームメートやスタッフに感謝の気持ちを示した上で、他球団から獲得の動きもあったことを明かした。
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沢村は20年オフに在籍したロッテからFAでレッドソックスへ移籍。メジャー2年目となった今季は49試合に登板して1勝、1敗、防御率3・73だった。
そしてにわかに注目を集めているのは、日本球界復帰も可能になったことで来季以降、獲得に動く球団があるのかという点だ。
「制球力に難はありますが、150キロ超の直球とスプリットを軸に三振を奪える。短いイニングをしっかり抑えられるリリーバー向きといえる。条件次第ですが、獲得に動く球団はありそうです」(放送関係者)
そして投手力で苦しんでいる球団といえば、古巣・巨人も当てはまる。今季はリーグワーストとなるチーム防御率3・76(16日現在)。先発、中継ぎとも駒不足に苦しんでいるとあって、巨人のオフの動きに注目が高まっている。
一方で沢村と巨人の関係に関してはこんな声もある。
「いくら台所事情が苦しいとしても、古巣の巨人が獲得に動くとは考えにくい。投手陣が若返りを図っていることに加え、過去の沢村との関係性もある」(球界関係者)
沢村は2010年のドラ1選手。1年目は先発として11勝11敗の成績を残し、新人王に輝いた。その後も順調にキャリアを重ねる中、注目を集めたのは2012年の日本シリーズのワンシーンにもあった。