巨人のアーリーワークを「意味のない練習」とバッサリ 元オリックスユーチューバーに注がれる熱視線
アーリーワークで、まとまった数のスイングを行うことは、大久保博元打撃チーフコーチのアイデア。早朝からの猛特訓で自律神経を安定させ、血流を良くすることで疲労が溜まりにくくなり、怪我の予防に効果的という医学的見地からの導入でした。
その結果、選手たちが朝ご飯を美味しく食べられるようになるなど、首脳陣や選手の間でも好評。原監督が大久保コーチを「宮崎キャンプのMVP」に認定したこともネットニュースになり、バズりました。
注目の「デーブ理論」に堂々と異議を唱えたわけですから、西浦さんが「時の人」になるのも当然の流れと言えるでしょう。
前述のスポーツ紙デスクはこんな見解を示しました。
「野球の御意見番について、大事なのは『何を言うか』と同様に『誰が言うか』ということ。例えば張本勲さんの見解には賛否両論あるけれども、NPB唯一の通算3000安打達成者で、通算3085安打のNPB記録保持者という圧倒的な実績があることは疑いようがないわけです。西浦さんはその部分でいささか、説得力に欠けるかもしれない。でもおとなしい正論ばかりじゃ、誰も注目しないわけだから、名を売ったという点では成功と言えるかもしれませんね」
大久保コーチと西浦さん。正しかったのはいったいどちらか。その結果はペナントレースが雌雄を決する、秋には判明することでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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