激動巨人、低迷の要因に球界OBが「選手にも責任がある」と指摘した意図は?

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江本氏は「野球はどれだけ選手が働くか」と言葉に力を込めた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は2年連続のBクラスに沈み、責任を取って原辰徳監督が辞任した。これまで17年間チームを指揮して9度のリーグ優勝、3度の日本一に導いた名将でも常勝軍団に再建することは難しかった。岡本和真や戸郷翔征といった投打の柱がおり、門脇誠や山崎伊織ら若手選手も台頭している。にもかかわらず、なぜ巨人は低迷しているのだろうか。

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 野球評論家の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。巨人が低迷している原因を厳しく指摘した。まず「チームが悪くなる最大の原因は、突然というか何年か前から兆候はあるんですけど、主力選手が突然悪くなる。2、3年前からだんだん悪くなっていく」と選手の衰えを口にする。

 続けて、「これが出始めたら首脳陣が何をしようと防ぎきれない」「いくら経験がある、長いことやったとは言えどもこれに歯止めをかけられなかった」と首脳陣だけの責任ではないとして、「野球はどれだけ選手が働くか。選手にも責任がある」とキッパリ。

 そして、「年俸に見合う最低限の成績を上げなければいけない」と話して、中でも最低限の成績を残せなかった選手として菅野智之の名前を挙げる。江本氏は「高額年俸者ですから、私は軽く10勝以上と見ておりましたけど、8月までに2、3勝では野球にならないわけです」と物足りなさを指摘。

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