「3連投は避けたとか、言っている場合じゃない」巨人4位転落 主砲不在の戦い方はいかに?球界OBがスクランブル態勢下の「投手運用」「4番候補」について見解
チームの強みである、絶対的リリーバーの大勢、マルティネスの起用法にも注目が高まる(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
巨人がリーグ4位と苦しんでいる。6日の阪神戦で岡本和真が負傷離脱、昨年も143試合で4番を務めた主砲の不在がチームに重くのしかかっている。
現在は新助っ人のトレイ・キャベッジが4番に座る。ここまでも吉川尚輝、大城卓三が4番を務めたが、岡本不在の時期が長く続く中でどのように打線を組んでいけばいいのか、投手起用法などについても球界内から考察の声が上がっている。
【巨人4位転落】『今のジャイアンツは弱い…だからこそ◯◯を!!』埋まらない岡本和真の穴…打率.250行かないならリチャードは使うべきではない!?今の時期の3連投回避はアリ?ナシ??高木豊の見解は…
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は19日に自身のYouTubeチャンネルに「【巨人4位転落】『今のジャイアンツは弱い…だからこそ〇〇を!!』埋まらない岡本和真の穴…打率.250行かないならリチャードは使うべきではない!?今の時期の3連投回避はアリ?ナシ?高木豊の見解は…」と題した動画を更新。巨人が4位と苦戦する中での戦い方について独自の見解を語っている。
18日の中日戦(東京ドーム)は一時リチャードの逆転3ランで勝ち越すも救援陣が打ち込まれ、3連勝を逃がした。
最近の巨人の戦いぶりに関して、高木氏は「岡本がいないというのは最大の理由だけども、じゃあどうやって勝つんだというもの、一貫性がない」と懸念を抱いているという。
18日の中日戦は4-2の2点リードで迎えた7回から3番手に船迫大雅を投入。結果として試合をひっくり返された。
チームの強みである、大勢、ライデル・マルティネスは2連投中で温存したともいわれる中で高木氏は「3連投避けたんだろ、だからそんなこと言っている場合じゃない」とコメント。現在は選手のコンディションを加味して、なるべく連投は避ける方針があることも理解しながら、現在のチームはスクランブル態勢にあるとして、「(投手起用を)柔軟に考えたほうが 選手のやる気に則したほうがいいなとは思うけどね」と見解を語った。






