巨人のドラフト1位は奥川より森下で行くべきだった?「小ぶりなドラ1」に満足できないG党の嘆き

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 「セ・リーグの新人王は『当確』ではないでしょうか」

 広島のドラフト1位ルーキー・森下暢仁について、関西のベテランスポーツ記者はそう太鼓判を押します。

 プロ2試合目の公式戦マウンドとなった6月28日、ナゴヤドームでの中日戦。森下はMAX153キロのストレートにカーブ、カットボール、チェンジアップなど切れ味鋭い変化球も操り、8回まで無失点。前回のデビュー登板からの連続無失点を15回まで伸ばすと、初完封直前の9回には3失点。それでも136球を投げる堂々の熱投で、うれしいプロ初勝利をマークしました。

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 日曜夜のスポーツニュースでは繰り返し映像が流れましたが、投げっぷりの良さにただただ羨望の眼差しを注ぐ人々がいました。

 巨人ファンの方々です。

 ある20代のG党は言います。

 「ドラフト1位のルーキーがマウンドで躍動する姿は本当に羨ましいですよ。しかもカープの単独1位じゃないですか。こんな凄い投手を競合もなく、1位で持って行かれるなんて…。一方で、ウチのドラ1はどこに行ってしまったのかって話です」

 巨人は昨秋のドラフト会議、1位で星稜の奥川恭伸投手を指名し、競合の結果に抽選負け。続いて東芝の宮川哲投手を指名しますが、こちらも抽選で外しました。「外れ外れ1位」で獲得した青森山田の堀田賢慎投手は4月にトミー・ジョン手術を受け、今シーズン中の復帰は絶望的です。





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