【巨人】新外国人獲得で課題の得点力不足解消につながるか 「期待される打順」「奮起が求められる選手の名前」
阿部監督も助っ人には期待している(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
巨人は5月10日、新外国人となる外野手、エリエ・ヘルナンデス(29=前レンジャーズ3Aラウンドロック)を獲得することで合意したと発表した。
背番号は「42」。球団を通じて「読売ジャイアンツでプレーする機会をいただき、とても感謝しています。一日も早くチームメートや首脳陣、ファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントを残している。
【動画】まさに新風!プロ2年目の萩尾が逆転の2号2ランを放ったシーン
チームにとっても待望の補強となった。開幕直前に新外国人のルーグネッド・オドーアが2軍調整を拒否して退団するという異例の出来事があった。支配下登録の外国人野手が0で開幕を迎えるという非常事態の中、投手陣の踏ん張りも光り、ここまで上位をキープしているが、これから厳しくなるペナント争いを勝ち抜くためにも、助っ人の存在は必要とされていた。
ドミニカ出身のヘルナンデスは昨年3Aで26試合連続安打、リーグ最多となる165安打、36二塁打をマーク。137試合に出場し、打率・298、18本塁打、99打点、9盗塁と高いパフォーマンスを示した。
右翼を主戦場とし、俊足強打の右の外野手が加入することで、まずは課題とするチームの得点力アップにつながるかが、期待される。
昨年もマイナーで99打点と勝負強さが光ることから、打順はポイントゲッターの役割となる、5番、6番あたりが想定されるか。