巨人の新助っ人・オドーアに高橋尚成氏が言及 メジャーでの実績を評価も「どうかなというところはある」と指摘した“不安点”とは
一方で、同氏は近年の成績に着目し、「テキサスの時は30本近く打つということもあったんですけど、ここ最近は本塁打の数が減っていることと、三振が多いというのは気になる点です」「レンジャーズを出てから成績が上がっていない。元々、打率やOPSが高い選手ではないので、そこはどうかなっていうところはあります」と見解を示した。30本塁打以上を記録したシーズンもあるオドーアだが、メジャー通算打率.230、通算OPS.710と高い数字とは言えない。日本でもコンタクトや出塁率が課題となりそうだ。
高橋氏は起用ポジションについても言及。メジャーでは主に二塁手として活躍してきたオドーアだが、巨人では右翼手として起用される見込みだ。高橋氏はオドーアの右翼守備について「問題ないと思いますよ。オールラウンドプレーヤーとして色んなポジションを守れる選手。もしどこかで怪我人が出て空いちゃったという時に、そこに置くこともできるでしょうし、色んなところを守れる選手を獲ったのはジャイアンツにとってもプラス」と語り、外野守備に太鼓判を押した。
オドーアは日本で強打を披露することができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【髙橋尚成のHISAちゃんの当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=hJ9QthGKfx4】
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