巨人の新外国人は「狂犬」 助っ人はヤンチャと常識人、どちらがベターか
しかし、前述の記者はこう言うのです。
「近年、日本球界は新外国人を獲得する際に人柄を重視する傾向があります。異文化にアジャストできる謙虚さや誠実さを見定めているのですが、その結果、荒々しい選手を『取り逃している』可能性もある。『狂犬』、大いに結構じゃないですか。巨人で過去に活躍したガルベスも、気性は激しかったけど、しっかりと結果を残した。むしろ環境が異なる中、そのぐらいの気概で来日してもらった方がいいかもしれない。繊細な『いい子』が適応できずに途中帰国してしまった例も多々ありますからね」
打順は主砲・岡本和真の後を打つ5番や6番が期待され、爆発するようなら巨人のV奪回は大きく近づくと言えるでしょう。
「助っ人は常識人」が最近のトレンド。しかし、ヤンチャな外国人選手こそファンの記憶に残るプレーをしてくれたのも、また事実です。オドーアの文字通りの「大暴れ」、今から待ち遠しいです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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