阿部巨人 開幕目前のチームにふりかかる「オドーア問題」 し烈な外野手争いの中の位置づけとは?

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 一方でほかの外野手も負けてはいない。松原聖弥もここまで打率・412と好調をキープ、ここまでオープン戦1号をマークしている萩尾匡也、13日のソフトバンク戦でチーム合流後すぐさま一発を放った梶谷隆幸、同日の試合で適時打をマークした重信慎之介、攻守で存在感を示しているオコエ瑠偉、ベテランの丸佳浩など限られた3つの椅子を求めて、各選手がしのぎを削っている。

 アピール合戦続出には阿部監督も嬉しい悲鳴となっているが、一方で「外野は白紙」と実力至上主義をうたい、チーム競争を促してきた立場とあって、このまま調子が上がってこなければ、オドーア起用に関しても一考する可能性も出てきそうだ。競争原理を壊すとなれば、現在進んでいるチームの好循環にも影響を及ぼしかねない。

 すべては助っ人の〝一発回答〟を待ちたいところだが、果たしてどうなるか。開幕までの時間も進む中、指揮官の助っ人ハンドリング術にも注目が集まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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