オープン戦で初マルチ安打の巨人オドーア それでも“物足りなさ”が拭えない理由
変化球や制球力を巧みに駆使する日本野球に適応するために、柔軟な打撃を身に着けることは必要だ。それでも、オドーアの本来の良さを封じ込めることにつながりかねず、不振に陥らせるリスクもはらんでいる。
巨人は近年、ボランコやウォーカーなどシーズン20本塁打以上を記録した助っ人を頻繁に獲得しており、スカウティングに加えて指導力の高さもうかがえる。首脳陣にはオドーアの本来の良さを生かして、メジャー屈指の長打力が披露できるように導けるだろうか。
本人が日本野球での自信をつかむ意味でも、欲しいのはやはり一発だ。待望のアーチが飛び出すのはいつか。ファンはその瞬間を心待ちにしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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