【巨人】2安打完封負けの裏で猛虎ファンからも称賛浴びた 新内野陣の「ゲキ熱プレー内容」
門脇は新遊撃手としても評価を高めている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は9月12日の阪神戦(甲子園)に0-1と敗れ、連勝は3でストップ。相手投手、西勇輝の完璧な投球の前に2安打完封を献上することとなり、チームはこれで3年連続のV逸が決まった。
なかなかチャンスも作れず、苦しい試合展開の中、敵、味方関係なく注目を集めたプレーがあった。
【動画】坂本もたたえた!各所から絶賛された8回、木浪の強烈な打球を好捕する門脇のプレー
三塁先発5試合目となった坂本勇人内野手はこの日が初の土のグラウンドとなった。守備面で対応力が求められるとあって、どのような姿を新三塁手として見せるか、ひそかに注目されていた。
その坂本は1点を追う8回、先頭の坂本誠志郎の痛烈な三塁線へのゴロを横っ飛びで好捕。この日は初回に先頭、近本光司のゴロをはじき、内野安打としてしまう場面もあったが、そのミスを取り返すべく、三塁手としても躍動した姿を見せた。
この坂本の勢いに続いたのが、代わって遊撃を守るドラフト4位ルーキーの門脇誠だった。一死無走者で迎えた、続く木浪聖也の打席。この日も犠飛をしっかり打つなど恐怖の8番打者として存在感を示す木浪の三遊間に抜けそうな強烈な打球を、先の坂本と同じく横っ飛びでキャッチ。これには横で守っていた坂本も思わず笑顔。右手を大きくあげ、好守をたたえるシーンがあった。
聖地甲子園の猛虎ファンもこの新内野陣の好プレー連発をたたえた。選手たちが攻守交代でベンチに引き上げてからも惜しみない声援、拍手が送られていた。