【巨人】鉄壁の内野布陣を崩せるか?注目集めるニュー35番、「即戦力ルーキー」の存在感とは
今季の内野陣といえば、一塁・岡本和真、二塁・吉川尚輝、遊撃・門脇、三塁・坂本勇人と鉄壁の布陣で知られる。守備力が高まることも期待されているが、レギュラー陣の状態が悪かったり故障者が出れば、とたんに戦力ダウンとなるのは避けたいところ。その点でもバックアップメンバーの充実が求められる中、泉口は実戦で着々と結果を積み上げている。
この日は6回に4番手で登板したドラフト1位ルーキーの西舘勇陽(中央大)の躍動した姿も注目を集めた。先頭の若月健矢をカーブで空振り三振、続くレアンドロ・セディーニョをカットボールで二者連続三振に打ち取ると、佐野皓大もカーブで投ゴロと三者凡退に抑えた。直球は最速153キロをマーク、高速フォークも披露するなど、開幕に向けアピールを果たした。
積極的な若手起用を進めている阿部慎之助監督はチームの危機管理策も常に考え、ここまでオーダーを摸索している。
今季入団のルーキーたちはそれぞれが存在感を示していることで、目指すV奪回のためにどのようにピースをあてはめていくのか。今後も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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