ヤクルト・ヤフーレも名乗り! G党は顔も見たくない? 助っ人「巨人キラー」伝説
4月21日のDeNA戦こそ打ち込まれたものの、ヤフーレは4勝1敗と見事な成績を残している(C)産経新聞社
新たな「巨人キラー」の誕生でしょうか。
4月29日、東京ドームで行われた巨人・ヤクルト戦。ヤクルトの先発投手を務めた新助っ人・ヤフーレは巨人打線をわずか94球で3安打完封。ゴールデンウィークで超満員に膨れあがったG党を震え上がらせました。
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スポーツ紙のデスクは言います。
「ヤフーレはベネズエラ出身の26歳です。多彩な変化球を操るのが持ち味で、『初物』に弱いとされる巨人打線を見事、手玉に取りました。外国人投手にしてはクイックも上手く、日本球界へ順応しつつある。全て先発で5登板し、4勝1敗、防御率3.21と手強い存在です。対策は急務でしょう」
過去、セ・リーグの外国人投手の中には「巨人キラー」の称号を得ることで、ジャパニーズドリームをつかんだ男たちがいました。記憶に残る「Gキラー」にはどんなピッチャーがいたでしょうか。振り返ってみましょう。
【中日・チェン】
中日時代に挙げた白星は36勝。そのうち、実に9勝がジャイアンツ戦でした。中でも坂本勇人に対しては滅法強く、2008年には17打数1安打と完膚なきまでに封じたことは語りぐさです。
2012年からはメジャーリーグに挑戦。2020年途中まで米球界で活躍しました。同年9月にロッテ入り。翌2021年には阪神でプレーしますが、日本球界復帰後はかつてのような活躍を見せることはできませんでした。
熱を帯びた「原巨人VS落合中日」を彩ったサウスポーと言えるでしょう。