阿部巨人 注目の「レフト問題」に球界OBが見解 「英才教育になると思う」とあげる"指定強化選手"とは

浅野は守備力向上も目指すレギュラー獲りの大事な要素とされる(C)産経新聞社
リーグ連覇、日本一奪回を目指す巨人においてし烈な外野手争いも注目ポイントの一つとなっている。
昨年交流戦から存在感を示したエリエ・ヘルナンデス、同じくリードオフマンとしてチームに貢献した丸佳浩なども控える中、若手外野手の左翼をめぐる戦いの行方に球界内からも考察の声があがっている。
【巨人レフト争い】このままでは大城ピンチ?キャベッジの加入でレフト争いが過激化‼︎どうなる巨人ポジション争い!!高木の見解を語ります!
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「【巨人レフト争い】このままでは大城ピンチ?キャベッジの加入でレフト争いが過激化!!どうなる巨人ポジション争い!!高木の見解を語ります!」と題した動画の中で今季の巨人ポジション争いに関して独自の見解を語っている。
まず、チャレンジ枠ともされるレフトの起用に関して「将来を考えると浅野がいいと思う」と高木氏。
昨年、浅野は開幕1軍を勝ち取りながら、直後に二軍落ち。ファームでしっかり力をたくわえ、再昇格となった8月からは阪神戦で10代で満塁弾を放つなど、潜在能力の高さを示した。阿部監督もプロ3年目シーズンにおいて、一皮むけてほしいと、キーマンにあげているプロスペクトだ。
ただ守備に課題も。昨年終盤の広島戦では猛チャージをかけ、小園海斗の打球を後逸、適時失策で大量失点につながるミスをおかした。今春のキャンプでも指揮官自ら愛のノックを行うなど、守備強化に努めているが、11日に行われた紅白戦でも守備にほころびが出た。