巨人・小林誠司の6月 ついに月間打率0割0分0厘 それでもチームに必要な理由
今季の小林は打率1割3分2厘と壊滅的な数字。本拠地・東京ドームでは26打数1安打の打率0割3分8厘の体たらくで、フォローのしようがありません。
野球界ではよく打てない打者に「身長ぐらいは打てよ」といった声がかけられますが、身長132センチでは10歳の男の子ぐらい。33歳という年齢から見ても、ここから劇的に改善されるとは考えにくいです。
しかし、あるスポーツ紙のデスクは数字に表れない小林の「仕事」をこう評価するのです。
「何のかんの言って、捕手は守備力が一番重要。エースの菅野も同世代の『スガコバ』バッテリーなら、イキイキとマウンドで躍動できます。増田陸ら若手選手にも愛されているし、もっとスタメンで起用すればいいのにとも思う。グッズの売り上げも上位にランクインしているし、巨人には欠かせない戦力と言えるでしょう」
セ・リーグはすでにヤクルトの優勝が確定的。ならばCSでの下剋上にかける巨人にとって、一戦必勝の試合でその絶大な守備力は魅力的です。逆転日本一へ、小林がキーマンになる可能性もゼロではなさそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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