巨人ドラフト1位 18歳大型遊撃手指名に歓喜の声があがる理由 「坂本勇人ルート」「期待しかない」
石塚はU-18の4番も務めた(C)産経新聞社
先を見据えた実りあるドラフトとなったようだ。
巨人は24日に都内で開催された「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」に外れ1位で花咲徳栄(埼玉)の内野手、石塚裕惺(ゆうせい)を指名した。
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4球団強豪となった関大・金丸夢斗のクジを外したものの、大型遊撃手として注目を集める石塚の指名にこぎつけた。
石塚は1メートル81センチ、82キロの恵まれた体格からなる、広角に打てるパンチ力ある打撃が持ち味。俊足と堅守も含め、三拍子そろった選手として知られる。
潜在能力の高さは認められており、9月のU-18アジア選手権で日本の4番に選ばれたことも話題を集めた。本塁打は高校通算26本にとどまったものの、伸びしろを感じさせる選手といえる。
チームにとって、内野陣の充実は直近のCSファイナルSの戦いでも見えた課題でもあった。
6戦を戦い、わずか9得点の貧打には今季レギュラーシーズンでフル出場を果たした吉川尚輝の欠場も響いた。遊撃には今季から門脇誠が守るが、打撃面で課題も見えたとあって、チームの未来を見据えた選択ともなったようだ。
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