支配下勝ち取った!阿部巨人で育成→支配下→勝利の方程式入りが期待される逸材とは
またもう一人の内野手、22年育成4位入団の中田といえば、昨年の秋季練習で小柄ながらパンチ力ある打撃が見出だされ、阿部慎之助監督から連日指導を受けるなど注目を集めた。
評価を高めたのは、2月の紅白戦のプレーにもあった。2月11日に行われた紅白戦に紅組の「9番・遊撃」で先発出場した中田は3回先頭で右中間にヒットを放つと、中堅手の動きを見ながら二塁にヘッドスライディングを敢行。足を絡めた攻撃を目指す指揮官の目に留まり、試合後に絶賛された。堅実な守備も認められており、支配下を勝ち取った形だ。
これで支配下は65人、残り5枠となった。積極的な若手起用を進めるチームにおいて、今回の2人の昇格はほかの背番号3桁組の選手にも希望を与えるものとなりそうだ。
まさにチームスローガン通り「新風」を吹き込む存在として、今後の活躍が期待されている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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