魔の8回は過去の話? 7月の月間防御率1.07で巨人は「リリーフ王国」に

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中川の復帰に加え、菊池(写真)や三上の好投もチームを支えている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は開幕直後から守護神の大勢以外のリリーフ陣がピリッとせず、リリーフ陣の5月の月間防御率は6.14と低迷。特に8回に失点するケースが多く、“魔の8回”と言われるなど崩壊が続いた。ただ、原辰徳監督は急ピッチでリリーフ陣の整備を実施。6月のリリーフ陣の月間防御率は2.36と半分以下に抑え、7月に至っては1.07とリリーフ王国を築きつつある。

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 これほどまでに安定感が増した要因として、5月中旬に約1年半ぶりに一軍のマウンドに帰ってきた中川皓太の復帰が大きい。5月17日のヤクルト戦こそ2失点と不安を残す復帰登板となったが、それ以降はかつての活躍を見せ、無失点ピッチングを続けている。

 5月4日に支配下登録された三上朋也も大車輪の活躍を見せている。一軍に昇格してからはやや不安定さが目立ったが、6月中盤からは無失点が続いて防御率は2.02。ビハインドでの登板が多いが、今後は勝ちパターンに食い込む可能性は十分に考えられる。

 実績のある投手の活躍だけではないところが明るい材料と言える。昨シーズンの4月に支配下登録を勝ち取った24歳の菊地大稀も存在感十分。7月9日のDeNA戦では決勝点となるホームランを牧秀悟に打たれるも防御率は3.33と悪くない。6月は10試合に登板していずれも無失点で抑えるなど、数年後のリリーフエースとしての活躍も期待される大型右腕だ。

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